TBS「99.9 刑事専門弁護士 seasonⅡ」

冬ドラマの中では視聴率が一番いいらしい。やっぱり面白いからね。前回よりも今回の方が面白いのは登場人物のキャラが安定してきたせいかな。木村文乃も初回は痛かったが、回を重ねるごとにおさまってきた。松潤の無駄な美形やら、ラーメンズの片桐君とも、…

希望のかなた Toivon tuolla puolen(2017)

フィンランドのアキ・カウリスマキ監督作品。マキ・カウリスマキはお兄さんで、兄弟で映画監督らしい。映画は、シリア難民のカーリドが家族を失い、唯一生き残った妹と生き別れになって、ヘルシンキに辿りついたところから始まる。並行して、アル中気味の奥…

現代女流書100人展 セントラルミュージアム銀座

このたび結婚を延期された眞子様もご覧になったという書展を見に、異国情緒一杯の銀座に足を運ぶ。毎日書道会主催の書展なので、案内も「大字」「かな」「近代詩」などに分類されている。会場に入ると客もスタッフも、圧倒的に年配の女性が多い。日本の書道…

きゃめる 投げ銭ライブ 新宿ダブリナーズ

久しぶりに知り合いがご贔屓のアイリッシュバンドを聞きに新宿のアイリッシュパブへ行く。「きゃめる」は女の子4人のアイルランド伝統音楽を奏でるグループ。全員が東京芸大卒の才媛。見た目はほわ~んとしているのだが、演奏はキリリと男前。とりあえず「キ…

磯田光一「永井荷風」(講談社学術文庫)

古い書棚から引っ張り出してきた色の変わった文庫本。「永井荷風」の評伝だった。荷風の生涯を、荷風の作品と時代、暮らしを丁寧に拾い出し、緻密に分析した一冊。荷風は裕福な家の長男として生まれ不自由なく育ち、若い時分はアメリカとフランスに渡ってい…

平成30年大相撲初場所11日目 両国国技館

日本人と生まれたからには一度はお相撲をナマで見たいと思っていた。最近相撲に夢中な友人のおかげで、やっと相撲デビューがかなった。知らなかったが、国技館入口のもぎりの男性も館内で働く人もみんな親方衆だという。人気の振分親方、鳴門親方もいる。力…

TBS 「アンナチュラル」

石原さとみは凄いなあ。彼女が出ているドラマはなぜだか見てしまう。華があるというか、演技がうまいというか、役柄にスポッとはまってドラマを引っ張るというか。今回は解剖医。両親が練炭で無理心中し、彼女だけが生き残ったという設定だ。「99.9刑事専門…

Stronger (2017)

ガールフレンドが出場しているマラソンのゴール地点で、彼女を待っている間に爆破テロに巻き込まれ、両足を失ってしまった男性の話を元にした映画。両足の膝から下を突然失った青年ジェフ。絶望した家族は、職場の人が面会に来ると、『一生働けない息子はど…

NHKドラマ10「女子的生活」

面白い。最近はLGTBが話題にのぼることが本当に多い。このドラマでは志尊淳がトランスジェンダーの主人公ミキこと幹生を演じている。かわいいし、見事に今どきの女子になっている。女装している男性ではない、立ち居振る舞いが完全女子なのだ。女性の格好だ…

Battle of the sexes (2017)

映画「ララランド」のエマストーンが、テニスのキング夫人を演じている映画である。あの細くて華奢な彼女が、テニス界の女王を演じるために、数㎏分の筋肉をつけたとか。映画では、メイク、服装、すべてが1970年代。エマは見事にキング夫人だった。お話は有…

映画「三月のライオン」(前編・後編)(2017)

長いフライトに任せて、前編・後編を一気に見ることができた。お気に入りの神木隆之介君が主演。繊細だが、切れ味鋭い主人公桐山零を演じる。家族全員を交通事故で失った桐山零は父親の友人の棋士の元で育つ。養父には同じ年頃の姉と弟のふたりの子どもがい…

“Ode to My family”, さよならDolores, RIP.

クランベリーズのボーカル、ドロレス・オリオーダンが46歳という若さと突然この世を去った。クランベリーズと言えば90年代。今から思えば私の人生が大きくカーブを切っていた頃だった。クランベリーズを聞くとあの頃を自動的に思い出す。有名なDreamsやら、Z…

野村万作・萬斎 狂言のゆうべ 文京シビックセンター大ホール

文京区在住の萬斎さんが、最初の30分、演目の説明をしてくれる。相変わらずシュッとしたキツネ顔の萬斎さんも51歳。でも若々しい。15年ほど前は萬斎さんに夢中だったことを思い出した。出し物は3つ。小舞「景清」は萬斎さん。キレのいい華やかな舞。つ…

特別展 「運慶」 興福寺中金堂再建記念特別展 東京国立博物館平成館

東京国立博物館の「運慶」は予想通り混雑していた。博物館の奥にある平成館で開催中。「平成」も今年で29年。あと1年なのかと思うと感慨深い。どこの展覧会でもそうだが、入り口付近は混んでいる。まずは大日如来座像がお出迎え。運慶20歳の作品。奈良の円成…

3度目の殺人(2017)

なんの予備知識も持たずに見に行っていた。是枝監督の映画なのだと始まる時に知った。おおお、カンヌだ。レッドカーペットだ。と、ちょっと意味のない期待をしてしまった。主演の福山雅治は裁判で勝つことしか考えていない冷たい弁護士。久しぶりに見た福山…

台湾 鹿港(ルーガン)観光(2017)

台中から小さなマイクロバスに乗って1時間で赤レンガの街ルーガン(鹿港)に到着した。台中の干城駅のバスターミナルで中鹿客運の乗り場を探した。バス停に一枚の紙が張ってあった。中鹿客運9018と。バス停周辺にいる人たちが、ありったけの日本語で私たちに…

ダンケルク Dunkirk (2017)

初日の劇場に行った。エヘン!臨場感ありすぎだと怖いのでアイマックスは止めて普通の劇場で見た。それでも桁外れの緊迫感。何度も鳥肌がたった。話題のクリストファーノーラン監督の新作。楽しみにしていた人も多いのだろう。劇場は男性が多い。お話は第二…

吉田博展 生誕140年 山と水の風景  東郷青児損保ジャパン日本興亜美術館

吉田博の存在はNHKの「日曜美術館」で初めて知った。明治から昭和にかけての風景画家。日本国内より海外での評価が高く、版画はあのダイアナ妃の居室に掛けられていたという。平日にも関わらず、新宿高層ビル上層階の美術館は中高年で一杯だった。なんだ…

前野ウルド浩太郎 「バッタを倒しにアフリカへ」 光文社新書(2017)

表紙の人は著者だろう。緑の民族衣装にバッタの被りもの、手には虫取り網。バッタを愛して、バッタに食べられたいと願うバッタ博士のお話だ。アフリカで時折、大量発生して深刻な被害をもたらすサバクトビバッタ。その研究に、西アフリカモーリタニアに行っ…

テオ・ヤンセン展 三重県立美術館

オランダの彫刻家テオ・ヤンセンのストランド・ビーストを見に行った。彫刻家と言っても作品は帆をつけた船の骨格のようなもの。オランダ語でストランドは砂浜、ビーストは生命体。テオ・ヤンセンが作った造語で、砂浜の人工生物体という意味だ。黄色のプラ…

メアリと魔女の花(2017)

夏休みのシネコンは家族向けの映画で一杯だった。ジブリっぽいアニメが見たくてこれにした。スタジオポノックの長編第一作。監督は米林宏昌。声優陣は杉咲花に神木隆之介など有名俳優陣で一杯。期待どおり開始早々の火事のシーンは良かった。花の種を持って…

NHK大河ドラマ 「おんな城主直虎」 “嫌われ政次の一生”

久しぶりに大河で泣いてしまった。ラストがあんまりだった。柴咲コウと高橋一生にシビれた~。いやあ凄いのだ、凄いのだ。2017年度の大河は女性が主人公。女性版は総じて評判が悪い。その上、好評「真田丸」の後だから、どうしても見劣りする。そもそも歴史…

NHK ドラマ10 「ブランケットキャッツ」

重松清原作のネコにまつわる一話完結の連続ドラマ。この間の富田靖子の話が2週連続で最終回だった。西島秀俊に興味がないので、期待せずに見ていた。でも、最後にドーンときた。富田靖子は48歳の地味なバツ2の独身女性。暗くて寂しい人生を送ってきて、その…

テレビ朝日「黒革の手帖」

やっと武井咲がまともなドラマに出てくれた。松本清張原作の有名なドラマは、米倉良子を始め、多くの女優さんが演じている。貧しく育った美しい娘が詐欺を重ね銀座のクラブでのし上がっていく話だ。武井咲は、「大切なことはすべて君が教えてくれた」の時は…

TBS「カンナさーん」

人気者渡辺直美のドラマである。シングルマザーで仕事もママも元気に頑張る話である。夫が要潤。要潤の昔の彼女がシシドカフカ。そのふたりが再燃して、妻の渡辺直美は子どもを連れて離婚。姑の斎藤由貴やら、保育士の工藤阿須加なんかを巻き込んで頑張るカ…

日テレ「過保護のカホコ」

朝ドラ「トト姉ちゃん」の高畑充希が過保護で育った大学4年生の「カホコ」を演じている。ドコモのCMの色っぽいお姉さんより、まんまるお目めとふわふわファッションの「カホコ」の方が私は好きだ。愚直な「カホコ」が、同じ大学の麦野君(竹内涼真)に辛辣…

ジャコメッティ展  国立新美術館

ミュシャ展の時の長蛇の列が嘘のように、乃木坂の国立新美術館は静かだった。スイスの彫刻家ジャコメッティの回顧展を見に行った。ジャコメッティの名前は知らなかった。神経過敏で硬質な感じかと思ったら、実際は美しくて繊細な世界だった。ジャコメッティ…

高野山 壇上伽藍 金剛峯寺 霊宝館 奥の院 宿坊「不動院」

司馬遼太郎の「空海の風景」を読んで高野山に来た。16歳の頃に一度来ているが記憶はない。7月初旬、曇った空は雨を我慢している。南海なんば駅から特急こうやで高野山へ。橋本を越えた辺りから緑が濃くなり、鬱蒼とした緑が放つ生命感が天空の宗教都市「高野…

NHK ETV特集「加藤一二三という、男ありけり」

話題の「ひふみん」こと加藤一二三九段のドキュメンタリーだ。「ひふみん」の存在を知ったのは、少し前に見たNHKの「ノーナレ」という番組だった。タイトル通りナレーションが一切ない番組で、インタビューと映像でつないでいた。その形式も良かったが、…

NHK BSプレミアム「イニョプの道」(韓国2014)

韓国ドラマは一時のように取り上げられることはなくなったが、水面下では今も根強い人気がある。韓国時代ものは特に毎度同じ宮中セットと見覚えのある俳優陣で、正直「またか」と感じることもある。それでもついつい見てしまう。韓国ドラマ恐るべし。主人公…