クラフトビール屋さんがあちこちに出来た。銀河高原ビールが珍しかった時代は終わって、近所のマイバスケットにさえ、地ビールやらエールビールやらの缶がいくつか並ぶ。コレド室町のおしゃれなお店をぷらぷらして、待ち合わせのクラフトビール屋さんへ入る。午後４時だというのに、ほとんどの席が埋まっている。壁際に座ってメニューを見る。知っているビールはほんの少し。９割じぇんじぇんわからへ～ん。でも「わからへん」が好きだ。よくわからないものを、おっかなびっくりして飲んで「美味しい～」と言う。それがしたいのだ。同じ場所で知っているお酒を飲んで「うまい」と感じることと、知らない場所で知らないお酒を味わうのとは、同じようでいて全然違うことなのかもしれない。違いは恋人と夫くらいかなあ。おつまみはフライドポテトにサワークリームのディップ。ヴァイツェンの山口の地ビール、北海道の梨のビールを頂く。美味しい。２時間後、店を出るころも席はほとんど埋まったままだ。Something different、休日の夕方にはちょうどいい刺激。やはり恋人はいい。
