ヨガワークショップ インド大使館

インド大使館ヨガクラスの先生、ラビさんのお兄様で、アメリカでお医者様をなさっているラムさんが、1日だけの日本来訪。大使館で1回だけのヨガワークショップを開いてくれた。丁寧で穏やかな語り口調。ヨガの真髄やら効用やらをコンパクトに話し、デモンストレーションもいろいろ実施してくれた。まずは腕。まっすぐ立ち、片腕を1㎜1㎜ゆっくりと体の横からあげていく。腕に意識をのせる。体の微細な組織の中を意識が流れていく感覚。上げた手は同じようにゆっくりと下げる。元の場所に戻った腕は、ほんのり熱く、動かさなかった腕と比べるとエネルギーが満ちている。感覚を研ぎ澄ます。敏感さのレベルを上げる。意識と体が近づいていく。次に音。静寂に身を置く。本来聞こえない微細な音も感じることが出来るようになる。胡坐で座り膝の上に手を置く。親指と人さし指で輪を作る。チンムドラーという指の形。指を結び目を閉じ静かに指先に集中。やがて心臓を打つ音が指先から感じられる。おー!!。ヨガでよく唱和する「AUM(オーム)」。Aは低周波、Uは中周波、Mは高周波で、低い周波数は下半身、高周波は頭に響きやすく、体全身で音の振動を感じることが出来る。なーるほど~。ヨガは体、呼吸、心、知性を鍛え、人生の究極の目標である「Permanet Happiness」へと至る道なのだそうだ。いやあインドはたまに「深ーい」とこがあるから止められない。