マイ ファニー レディ She's Funny That Way (2014)

ピーター・ボクダノビッチ監督作品。天真爛漫な元高級コールガールのイジーが、偶然女優になったいきさつをインタビューで答える。イジーが一晩共に過ごしたのは、舞台演出家のアーノルド。彼のすすめで、女優を目指し、偶然知らずに、彼の舞台の面接に行ってしまう・・・と、ボクダノビッチお得意のコメディが始まる。安心して見られるアメリカンコメディ。刺激はないが、ほの暖かい気持ちになる。懐かしい映画「ペーバームーン」を思い出した。あの時の天才子役テータム・オニールも52歳。ボクダノビッチ監督は今は76歳だ。映画監督は皆元気だ。何かを作りだす仕事をしている人は若々しくしていられるのだろう。創造こそが「アンチエイジング」なのかも。