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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

20年前の月9は高層ビルが立ち並ぶ街のオフィスで働くおしゃれな男女のお話だったが、今の主人公は介護施設の職員と引っ越しやさん。日本は随分変わったと誰かが言っていた。本当だ。毎回見るたびに暗くなるようなエピソードが一杯で胸が詰まる。坂元裕二脚本で、彼特有のかぶせるようなセリフ回しに、これまた追いつめられる。この先にどんな光が見えるのだろうと思いながら見ているが、毎回、心が痛くなって終わる。手嶌葵の歌も、薄幸な感じで、登場人物たちの切なさにぴったりだ。それにしても高良健吾君は華奢なせいか貧乏薄幸青年も良く似合う。「花燃ゆ」の高杉晋作よりずっといい。本当は彼には悪い人を演じてほしいが。今の日本の月9は、そんなただのエンターテイメントじゃ駄目なんだろう。来週は拡大版だとか、15分も増えたらどのくらい心が折れるのだろうか。そう思うともう止めようかと思う。