昭和史が面白い 半藤一利編 文春文庫(2000年)

令和元年に昭和史の対談集を読む。歴史が苦手だ。よく知らない。特に昭和史はドラマで見たものを信じているところがある。恥ずかしい。なるべく今からでも勉強しよう。そう思って、半藤一利さんのならきっと面白いと読みだした。東京裁判の話や昭和天皇の話など私に限らず知らない人が一杯なのではと思う。歴史の重要性も生物の多様性もよく分からないまま私は大人になってしまった。気がつけばもういつ死んでもいい年齢にまでなっていた。世の中がダメ、政治家もダメ、若者も、高齢者も、みんなダメ。でも一番ダメなのは、自分だ。頑張ったと誉めてくれる人ももういないが、少しでも勉強して、少しでも良い人になって、死んでいきたい。ちゃんと死ぬために、ちゃんと頑張らねば。