2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

岩﨑家のお雛様と御所人形 静嘉堂文庫美術館

こんなところにこんなお山があったとは。成城学園前駅からバスに乗って吉沢で降りて10分ほど歩くと静嘉堂文庫と美術館に到着する。美術館には岩﨑家所蔵の名品が展示されている。今回はお雛様と御所人形。お雛様は頭が大きくて3頭身くらいの愛らしいお人形…

NHKよるドラ「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」

ゾンビが流行っていて、NHKが「ゾンビ」をやるというので、最初は見なかった。偶然再放送を見たら面白くて見始めた。ゾンビを巡ってバタバタしているうちに、人生を見つめ直していくお話。原日出子のゾンビの演技がいい。夫の岩松了をテレビショッピング見て…

日本テレビ「3年A組 今から皆さんは、人質です」

毎回熱い。主演の菅田将暉に目が釘付けになる。気づけばクロマニヨンズのエンディングテーマが流れて、緊張からの解放。週末が閉じていく。お話は高校の美術の先生がクラスの生徒全員を人質に教室に立てこもって、水泳部の生徒の自殺問題を解明する。ネット…

梅原猛「百人一語」新潮文庫1996年

先日亡くなった梅原猛の本を読んだ。100人の日本人の一言をテーマにそれぞれ3ページで簡潔にまとめられた話は、よく知る歴史上の人物から、聞いたこともない人まで、面白くまとめられている。無知な私にも読みやすい。どのページも、ひぇーと思うことばかり…

よしもとばなな「さきちゃんたちの夜」新文庫 2013年

私の周りにも「さきちゃん」がいるので買って読んだ。この本は「さきちゃん」が主役の短編集。5つの話全部にさきちゃんが出てくる。一番気にいったのは、豆のスープの話。老夫婦とその息子と離婚した奥さんと娘の咲ちゃん。離婚後、娘と一緒に、だんなの両…

テレビ朝日「ハケン占い師アタル」

大物脚本家、遊川和彦のドラマ。一癖も二癖もあって私は彼のドラマが好きだ。今回は霊視できる派遣占い師アタルちゃんのお話。杉咲花ちゃんがアタルちゃん。その母親が、若村麻由美。派遣先がイベント会社のDチーム。メンバー全員問題を抱えていて、職場の雰…

日本テレビ「家を売るオンナの逆襲」

「私に売れない家はない!」と北川景子が毎回びっくり眼で叫ぶ、好評ドラマの第2弾。水戸黄門並みの明確なストーリー展開。北川景子のコミカルな奇人天才不動産屋がお客の心を叱咤激励して家を売ってハッピーエンド。働き方改革、LGBT、ダブル不倫など、今ど…

ウインターブラザーWinter Brothers(2017 デンマーク・アイスランド)

2019年北欧映画第2弾。今回は雪と石灰と裸の映画。デンマークとアイスランドの合作らしい。色彩は北欧チックだが、中身は重くて救いがない。寒そうな北欧のどこかの田舎町の石灰工場で働く兄弟の話。弟エミルは社会性に欠ける、ちょっとやばい人。工場の薬品…

ルールズ・フォー・エヴリシング The rules for everything (2017 ノルウェー)

毎年この時期に北欧映画を見ている。今年は友人が招待してくれた。ありがとう。この映画はノルウェーの映画。地下資源が豊富で、まじめなお国柄のノルウェー。お友達もいないし、行ったこともないからノルウェーの知識は乏しい。映画は幼い少女が「世界には…

井上ひさし「自家製 文章読本」初版昭和54年

井上ひさしを続けざまに読んでいる。面白い。日本語の広い知識と並々ならぬ愛情が好きなのかも。この本は、井上ひさしの言葉へのこだわりの源泉みたいな気がする。少々こだわり過ぎてついていけなくなった部分もあったけど。言葉を生業とする人の志の高さだ…