2021-08-03から1日間の記事一覧

藤村由加「人麻呂の暗号」新潮社(1989年)

バブルの頃の本である。万葉集の歌人柿本人麻呂の歌を古代の中国語と韓国語から読み解き、隠された意味を探るという本。多言語を操る人たちが書いていて、前半は面白いと思ったが、後半は疲れてしまった。読み進めても話が深まらないからだ。そのうち解釈の…