2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

佐藤勝「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」新潮社(2005年)

これもロシア関連本として読む。四半世紀前に、北方領土返還にむけて奔走していた鈴木宗男さんと佐藤勝さんがよくわからない容疑で捕まった話。そして当時、外務省でロシアの情報分析をしていた佐藤勝氏が、鈴木宗男氏をターゲットにする国策捜査について語…

日本TV「家庭教師のトラコ」

遊川和彦さんの脚本。彼の朝ドラは不評だったけど、私は彼のドラマが好きだ。今回はお気に入りの橋本愛ちゃんが主演。3人の母とその子どもたちを教える家庭教師のトラコ先生のお話。台詞の随所に、世の中、そんなに甘くないけど、ただ戦いもしないやつをオ…

「ルードヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡」 国立新美術館

毎日書道展を見に行った時に気になった展覧会。12時の回からの入場券だったが、余裕があったようで11時から入場できた。館内はちょうどいいくらいの人の入りで、一枚一枚ゆっくり見られ、最高の鑑賞空間。ケルンにある個人の収集家ルードヴィヒ夫妻が寄贈し…

TBS「石子と羽男 こんなコトで訴えます?」

初回見た時はしっくりこなかったが、回を重ねるごとに面白くなってきた。最初に感じた違和感は中村倫也のファッションからか、有村架純の演技の既視感かよくわからない。見れば見るほど心地よくなるのは、「拙いけど誠実がいいよね」を描いているからかもし…

ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟1~5」亀山郁夫訳 光文社古典新訳文庫(2006)

人生で初めてのドストエフスキー。ようやく全5巻を読み終えた。マラソンでも走ったかのような達成感。読んでいる間は、濃密で緻密な話に、ドストエフスキーを生んだロシアの大地に思いを馳せた。ウクライナとの戦争が始まって、ロシアのことを知りたくて読ん…

PLAN75(2022)

75歳になったら自分の意志で死ぬことができる法律、「PLAN75」は、国の施策で、支度金10万円を貰って安楽死しましょうという国による高齢者削減プログラムだ。映画の最初の方に、75歳くらいの女性が、プラン75のパンフレットを持って相談にやってくる。「一…

NHKドラマ10「プリズム」

杉咲花ちゃんがうまいのでまた唸ってしまった。毎度違うタイプの役柄を巧みに演じている。今回はちょっと暗い女の子。中学の時に両親が離婚しているモラトリアムな女子。父の吉田栄作は実はゲイで今は東京で男性と暮らしている。母の若村真由美は、娘に過干…

フジテレビ「魔法のリノベ」

波留ちゃんが出ているのはだいたい見ている気がする。そこに間宮祥太朗君が出ているので、これは見なくてはならない。「リモラブ」もよかったな。間宮君はどんどんよくなって、今は匂い立つという感じ。そこに波留ちゃんの元カレ、ヤバイ男役に、金子大地。…