テレビ東京の土曜日深夜の番組。突然、家について行って家の中を見せてもらう番組。ちょうど知り合いに勧められた直後だったので見た。なるほど～面白い。最初はよく飲む押上の歯科技工士の女の子、次は大阪から上京してきた自由が丘の芸人さん、おなかたぷたぷ。最後が町田のタンザニア人の男の子、ザンジバル出身の彼は遠く離れた故郷の家族にお金を送り、日本人嫁とは離婚して現在はひとりぼっち。朝夜のダブルワークで働く。離婚の原因は分からないと言っていたが、日本にいるアフリカンのことだから、ちょっと「ほんとかなあ～」と思ったりもする。しかしテレビだから虚実入り乱れていて当然だし、テレビはそこが魅力。深夜独特のゆるさと、ちょっとリアルな感じが、適度に混ざりあい、東京の風景を丁寧に切り取っていく。作っているんだけど、作っていない「なま」な感じがテレビの良さだね。そうそう今回、お邪魔していたお部屋の音大生の女の子が良かったねえ。やはり素人力は恐るべき～。
