カーサ・ビエントCasa biento  伊江島

沖縄本部港からフェリーで30分の伊江島。楕円形の島の真ん中にタッチュー(城山)と呼ばれる岩山がある。その裏手にカーサ・ビエントはある。スペイン語で「風の家」という名前の民宿だ。入口の立て看板に「ようこそ~」と私の名前が書かれていた。予約の時に名前の漢字を尋ねられたことを思い出した。建物はコンクリートと木。サグラダ・ファミリアを思わせるような建物で、オーナー金城さんの手作りらしい。金城さんは伊江島の出身で、大学ではデザインを勉強されていたらしい。道理でおしゃれ~。お部屋も素敵~。室内の共有スペースにはブランコまである。テラスの正面にはタッチューが聳える。昼間あそこに登ったね~と、夕暮れどきオリオンビールを飲みながら振り返る。友達がサンシンを弾いてくれた。サンシンの音色は陽気なのにちょっとさびしい。お部屋は東向きだったので、朝には日の出が見えた。朝日を浴びると「始まり」を感じる、エネルギーが満ちる。朝食はカフェで頂く。おしゃれ~なカフェ。お父さんのさとうきび畑は息子さん夫婦のおしゃれな民宿とカフェになったのであります。ここにも「おしゃれ」健在。白くないけどこれまた欧風。おしゃれ問題はまだまだ続く。