0円キッチン Waste cooking(2015)

毎日たくさんの食材が捨てられている。そんな食材を使って料理しよう。廃油を使ってキッチンカーを走らせて、いろんな所へ行って、みんなの心に食べ物のこと、もっと考えようよ~!と訴える映画だ。最初は普通の料理だったが、最後は芋虫でハンバーガー作って食べていた。主人公のダービッドさんは、ジャーナリストでこの映画の監督をしている。オーストリア人でかわいい青年なので。前半は彼の魅力で楽しく見ていたのだけど、後半は飽きちゃった。芋虫ハンバーガーを積極的に食べる未来が来るのだろうかと思うと、若くなくて良かったと思った。毎日有り余るような食品に囲まれて暮らす生活の中で、見失ってしまうことは多いのだと思う。「いただきます」と手を合わせること。今日もつつがなく食事が頂けること。もう少し意識したいと思う。一呼吸おいて考えるべき日常は、有り余るほどある。