日テレ「知らなくていいコト」

吉高由里子が今度は週刊誌の記者を演じるドラマ。脚本は大石静。期待通り面白い。吉高由里子演じるケイトは職場に元カレと今のカレが一緒にいる。特殊だと同僚に言われる。イマドキはそんなに珍しくはないのかも。ケイトの母親は秋吉久美子。字幕翻訳者でシングルマザー。母と娘のふたりきりの家族だが、初回で母が突然亡くなる。臨終時からケイトの父親が誰なのかという謎が浮上。キアヌ?一方ではケイトの取材先のネタで話は進む。2回目はDNA婚カツの話が絡む。そして吉高由里子はかわいい。喜んだり怒ったり落ち込んだり泣いたり。動けば動くほど引き付けられる。元カレのカメラマンが柄本佑。今、売れっ子だね。今の彼が重岡大毅多部未華子の次は吉高由里子の彼だ。出演者で一番好きなのは編集部のデスク、山内圭哉。「獣になれない」に続き、パワハラ気味上司役。いい役者さんだし、意外に男前。謎解きと面白いし、吉高由里子のアラサーのリアリティーも上手い具合に混ざっている。さすが大石静先生。今季の医療モノじゃないドラマは貴重。病院も白衣ももういいかな。