「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」 (2020)

話題の映画。テレビ版で少しだけ勉強していたから、乗り遅れずに無限列車に乗れた。映画は飽きずに最後まで楽しめた。メリハリがきいていて深い部分が上手に心にささる。炭治郎の無意識が晴天のウユニ塩湖で表現されていた。晴れ渡る空のような透明さと素直さが鏡となる。これが鬼滅の刃の大事なテーマかな。まっすぐな魂が傷つきながらも懸命に成長していく。無限列車編では必死の奮闘かなわず煉獄さんは死んてしまう。ネコ科の目をした煉獄さん。最強の炎の人は心も体もびっくりするほど強いのに、人間だから死んでしまう。強い人は弱い人を助けるためにその力を授かった。若い命のために死ぬのは大した問題ではない。格好いいね。それにしても炭治郎の目は大きすぎる。ねづこもだが。大きな目がいいんだろうな。そこはよくわからないが、まあいいっか。鬼がたくさん暮らす世の中を私たちは戦い続けなければならない。強くならなければ。優しくならなければ。絶望している余裕はないね。来年も良い年でありますように。