TBS「御上先生」

日曜日の夜のドラマは苦手なのだが、前回の「海に眠るダイヤモンド」から連続で見ている。松坂桃李主演の学園系サスペンス社会派ドラマっていうのかなあ。文部科学省の官僚がなぜか進学校の先生になって社会の闇やらに踏み込んでいくお話。殺人犯に堀田真由、同僚の教師に吉岡里帆。うさん臭い校長が北村一輝、官僚の同僚が岡田将生。生徒役の高校生のひとりに蒔田彩珠。「まきたあじゅ」って読むらしい。「透明なゆりかご」の時にお風呂で子ども出産した中学生を演じていた。衝撃的にうまかったなあ。さあ、これだけ集めたのでただのドラマではない。面白いし、脚本に込められた思いも 随所に見える。「何かおかしいよね」。世の中を見てそう思っている人は多い。ただ大人はもう乗ってしまった電車からは降りようとしない。降りられない。でもこれから電車に乗ろうとしている若者たちはどうだろう。もっとマシな電車に乗りたいだろうし。そもそも電車など乗らなくていいのかもしれない。今どきの高校生の気持ちなど全然わからないが、ここに出てくる高校生はなんだか凄い。17歳の自分のことはもう思い出せない。この年齢は過渡期で、何にでもなれるES細胞みたい。これからどんな世界が広がっていくかなんて誰にもわからない。正解などそもそもないのかもしれない。恐れず前に進みましょう。若者はもちろん。もうすぐ消えゆくわたしたちも。