年末年始前の最後の放送が神回だった。今回の朝ドラは久しぶりに気に入っている。主役の高石あかりちゃんも好きだし、主題歌のハンバートハンバートも染み入る。各回の終わり方が唐突に中途半端でとても新鮮だ。余韻がたっぷり味わえる気がする。ありがちな説明も少なくて感情の動きが役者の表情や映像だけで表現されていて、見ている人間の感情がゆっくり温まる工夫がありがたい。元旦那さんの銀二郎さん、ヘブン先生を愛するエライザさんの感情を抑えた感じもまたよかった。宍道湖に沈み夕日を背景にヘブン先生とトキちゃん手をつなぐところ、そこに至る映像が素晴らしかった。感情を出すこと、言葉にすることの大切さが強調されているが、感情を抑えること、言葉にしないことも、同じくらい大切なのかもしれない。すべては正解であり、すべては間違いでもある。じゃあどうすればいいの?と途方に暮れてしまうが、それこそが人生の醍醐味と、毎度オロオロして生きていくしかないのかも。今年もお世話になりました。来年もオロオロしていきます。