2024-04-27から1日間の記事一覧

伊集院静「三年坂」講談社文庫(1992)

知り合いが伊集院静が好きだったと聞いて読むことにした。物置にあったこの本はたぶん昔読んだはずだが、やはり何も覚えていない。短編集でどれもちょっとじめっとした読み心地と、少年の持つ突き抜けた明るさが共存した話だった。決して悲嘆しないしぶとさ…