2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

塚本和也(写真・文)「遥かなりC56  ポニーの詩情と宿命の行路」JTBキャンブックス(平成13年)

頂きモノの本。SLの写真集かと思いきや、高原列車C56の誕生から廃車に至る詳細な記録だった。昭和10年にできたC56は小さい体だが馬力があるので、標高が高い小海線を走った。高原列車のポニーという愛称でも知られ、多くの人に愛された機関車だった。やがて…

日本TV「ファーストペンギン」

奈緒主演のドラマ。堤真一や吹越満も出ている。初回はあんまり面白くなかったのだが、後半、奈緒がぶちぎれた場面の、そのぶちぎれ具合があんまり良いので、2回目も見た。奈緒は以前から気になっていたし。脇役の伊藤かずえが大きくなっていたり、梅沢富美…

東京バレエ団 マカロワ版「ラ・バヤデール」東京文化会館

14日の公演は団体の学生さんが下の階で、一般客は3階から、私は正面からだった。ラ・バヤデールはインドのお話らしく。エキゾチックな衣装でとても素敵だった。ストーリーは愛憎泥沼劇で早い展開で飽きさせないが、やや複雑なので事前に理解しておく方がい…

NHKスペシャル「人体」取材班/坂元志歩「人体VSウイルス 驚異の免疫ネットワーク」医学書院(2022)

知り合いの本を読んだ。3年もコロナに翻弄されている私たちだが、私のコロナウイルスについての知識はぼんやりとしていた。ワクチンも言われるまま3回受けたが、ワクチンのメカニズムも実はよく知らなかった。しかしこの本のおかげで、やっと何が起こって…

フリーマントル 新庄哲夫訳「KGB」新潮選書(昭和58年)

古い書棚から持ってきたロシア系の本。プーチン大統領でお馴染みのKGBのお話である。私のKGB知識はスパイ映画くらいなもので、何も知らない。この本は、スパイ小説で人気の作家が書いた本当のお話らしく、身の毛もよだつ話が満載だった。今から40年前の本で…