西の魔女が死んだ(2008)

魔女というからすっかり洋画だと思い込んでいた。学校に行けなくなった少女が山で暮らす祖母の元で成長していくという邦画。祖母がイギリス人という設定で、田舎暮らしはターシャ・チューダーやベニシアさんみたいなヨーロッパ。野イチゴのジャムに、ハーブティー作り、シーツにラベンダーの香り、みんな憧れのお洒落で丁寧な暮らし。おばあちゃんは魔女だと思わせる雰囲気がやはりイギリス人の祖母にはある。日本のおばあちゃんでは魔女にはなれない。祖母との暮らしに特殊な事は起こらない、ただただきちんと生活することだけ。日常生活自体がご褒美になるよう生きましょう、な感じ。やがて魔女は亡くなる。孫娘は気まずいまま別れ、それっきりになってしまう。最後に魔女の粋な計らいで少女に笑顔が戻る。爽やかな映画。こんな風なおばあちゃんにはなれないけど、きちんと暮らしていかないとと思う。魔女がいうには、死ねば魂は肉体から離れて自由になるそうだ。ここ最近どんどん自由になってきている。その先には究極の自由が待っているということか。楽しみにして待つとしよう。