五明(ごみょ) 千歳船橋

偶然入ったお店がいいと嬉しい。駅から歩いて2分かな。間口の狭い入口から、カウンターに座る。友人を待つ間、琥珀エビスに白エビの素揚げ。ごま油の香りが高い。日本酒の揃え方もいい。お刺身はメジマグロのあぶりとゴマまぶし。アナゴの白焼き、湯豆腐。どれも美味しい。やや濃い顔の大将が、最初一人で来た私に「おひとり様用に少なめにもできますから」と言ってくれる。ふふふ。今日はもう一人来るのよ。気を遣わせてすみません。お店のお兄さんたちも初々しくて良かったわ。最後は湯豆腐の鍋にご飯を入れて卵雑炊。大変美味しゅうございました。お店が良かったからか、3年ぶりに飲んだ友人とも楽しく飲めた。ありがとう。

ソング・フォー・イェテボリ Shed No Tears/ Kann Ingen song( Sweden 2013)

渋谷ユーロスペースで開催中の北欧映画祭に行ってきた。毎年2月のお楽しみだ。見たのはスウェーデンの音楽映画。大好きな音楽で身を立てたいと願う青年ポールは、人前で演奏するとパニックに陥ってしまうという難儀なヒト。ポールの幼馴染のジョニーは金まわりの良い遊び人風だけど、ポールをこよなく大切にする親友。もう一人の幼馴染のレナは女子のキックボクサー。レナはポールを愛している。でもポールは魔性のエヴァにハマってしまう・・・。それにしてもポールのおじいさんが良いことをいうのだ。「年を取ると情熱を求める。情熱があるうちはそれを大切に使え」と。胸に染みた。映像の切り方が斬新。トラムに乗ろうと追いかけているうちに、トラムの中から外を見る映像に乗り替わったり。ポールの部屋の壁から水滴が浮かびあがり、それが透明の音符になって音楽になったり。映像斬新。テンポもストーリーも映像も全部いい。音楽は当然いい。久しぶりに絶賛の映画。

FACTORY 市ヶ谷

市ヶ谷のパン屋さんは今日も外まで並んでいた。ランチ時には少し早い11時過ぎだが、人気店だから仕方ない。シナモンロールとチョコレートラスティックとビスケットを購入。どれも美味しかった。シナモンロールは上が砂糖でコーティングしてあったが、ビニール袋にひっついていて残念。中で食べればよかったね。友人に教えて貰ったパン屋さん、お隣にはチリビーンズのお店もある。どちらも素材にこだわったイマドキのおしゃれなお店だ。安全で美味しいモノを食べたい~。っていう素敵な女子や男性に大人気だ。女性同士でこういうお店に来るのは好きだが、こういう店に男性を連れていくのも、男性に連れてきてもらうのも、好きではない。でも店内は男性客もたくさんいる。男女差別はいけないね。でもなんか違うじゃないの~?って思ってしまう。

ダウントン・アビー4 Downton abbey

NHK総合の日曜夜11時からの海外ドラマ。現在のはシーズン4。2年前から放送が始まって以来楽しみに見ている。イギリス物はシャーロックやポアロなどのミステリー以外は面白いと思ったことがなかったが、これはなかなか面白い。貴族の3人姉妹が突然2人になったか思うと、主役級の相続人マシューも事故死。意地悪なオブライエンさんも突然インドへ行くし。前回どん底まで落ちて反省したはずのトーマスがまた意地悪を再開。とにかくストーリー展開が早くて飽きさせない。実際のお城をつかった豪華な英国貴族の生活自体も興味深い。貴族は何回も着替えるので女性陣の衣装も見ていても楽しい。しかし唯一ひっかかるのは従者ベイツ。イギリスではあのての顔が人気があるのだろうか?かわいい侍女アンナが恋焦がれるという設定だが、どうもそんなタイプには思えない。春からはシーズン5の放送も決定らしい。ベイツの魅力がそろそろ私にも分かるのだろうか。とりあえず「ダウントン・アビー」ブームはまだまだ続きそうだ。

清原和博の逮捕

番長清原覚醒剤で逮捕された。少し前からそういう噂があったから、やっぱりそうだったのかと思った。少し前に離婚したのもきっと関係があるのだろう。悪いのは清原なのだが、さびしい気持ちになった。甲子園のスターがそのままプロ野球のスターになった清原。きれいなホームランを打つ、憎たらしいほど凄い選手だった。今、彼のその転落を考えると胸が詰まる。あんなに強面の彼は一体何に怯えていたのだろう。逮捕されたのだからもう怯えなくて良いはず。それはよかった。人はそんなに強くない。分かっていても落ちていくときがある。誰かに止めてもらいたいが、そういうときは誰もいないのだ。二度と野球界には戻れないだろう。でも彼がこの転落の物語から立ち直ってくれることを信じたい。清原なんて全然好きじゃないのに。今日は清原のために祈りたい。

ダニーのサクセスセラピー Neccessary Roughness (2011)

テレビ神奈川で放送中のアメリカのドラマ。アメフトのスター選手のセラピーをしたことでチャンスを得たシングルマザーのセラピスト・ダニーが、毎週いろんな患者を見ていくお話。なんだか毎週見ている。ちょうどいいのだ。長さ、お話、展開が。主人公も若くないが魅力的だし、相手役マシューの男優さんも好きだ。英語のタイトルは、アメフトの反則行為Unnecessary Roughnessにひっかけているらしい。訳せば、「必要な乱暴行為」。しゃれたタイトルだ。アメフトのルールはあまり知らない。滅多にテレビ中継も見ないし。そもそも中継はほとんどない。しかし先日アメリカへ行ったとき、バーのテレビでアメフトの試合を見ている男性を何度も見た。アメフトはアメリカでは国民的スポーツなんだと思った。なぜだかそのとき、私はアメフトを見たいと思った。なぜそう思ったのか今も分からない。でも、もう一生好きにはならないだろう。そう思ったものを突然好きになってしまうこともある。心はふしぎだ。ダニー先生に相談したいな。

リオ五輪アジア最終予選 U23 日本VS韓国

前半の試合を見ていたときは、この年代が小粒で地味だと言われていることを思い出していた。イラン戦で活躍していた久保も目立たないし。韓国に主導権は握られっぱなしだし。まあ五輪出場は決まっているからなあ。と弱気な気分で、後半冒頭まで見逃してしまった。ああ~やっぱり得点されてる。2-0ならまあ仕方ないか。韓国はやっぱりでかいし。と思っていたら、少しずつ風向きは変わってきた。後半に入ると韓国の足はだんだん止まってきた。一方日本は、徐々にボールを持てるようになってきた。そこへポン!ポン!ポーン!。同点までは予想したが、残りわずかな時間での逆転勝ち。いやあ~ミラクルミラクル。感動した~。幸せな試合だった。いやあサッカーってやっぱりいい。竹山似の手倉森監督。これで一気に知名度があがったね。