神様

特別展 「運慶」 興福寺中金堂再建記念特別展 東京国立博物館平成館

東京国立博物館の「運慶」は予想通り混雑していた。博物館の奥にある平成館で開催中。「平成」も今年で29年。あと1年なのかと思うと感慨深い。どこの展覧会でもそうだが、入り口付近は混んでいる。まずは大日如来座像がお出迎え。運慶20歳の作品。奈良の円成…

高野山 壇上伽藍 金剛峯寺 霊宝館 奥の院 宿坊「不動院」

司馬遼太郎の「空海の風景」を読んで高野山に来た。16歳の頃に一度来ているが記憶はない。7月初旬、曇った空は雨を我慢している。南海なんば駅から特急こうやで高野山へ。橋本を越えた辺りから緑が濃くなり、鬱蒼とした緑が放つ生命感が天空の宗教都市「高野…

清原和博の逮捕

番長清原が覚醒剤で逮捕された。少し前からそういう噂があったから、やっぱりそうだったのかと思った。少し前に離婚したのもきっと関係があるのだろう。悪いのは清原なのだが、さびしい気持ちになった。甲子園のスターがそのままプロ野球のスターになった清…

シュクラ先生の思い出 インド大使館ヨガ

突然の訃報に驚いた。2年前の6月に帰国されたシュクラ先生。送別会で「貰った緑茶が切れたら是非また日本に来て下さいね」とお話をした。それが私の最初で最後のシュクラ先生との会話だった。ちょっと威厳があって、ちょっとチャーミングで、白いパンジャ…

司馬遼太郎「項羽と劉邦」

司馬遼太郎の作品の中で唯一の外国モノである。上中下の3巻あるが、あっと言う間に読んでしまった。面白い。語り口調は冷徹で痛烈。ジオラマでも俯瞰したような視線だ。登場人物は項羽と劉邦と周りの多くの人々。無能ゆえに登りつめる劉邦と、誰よりも情に…

奈良 西大寺

近鉄の大和西大寺駅から歩いてすぐに西大寺がある。東大寺は大仏様で有名だが、西大寺は知られていない。少し時間が出来たので初詣をした。西大寺は、奈良時代には東大寺に並ぶ、官寺として立派な塔やお堂が多くあったらしい。その後、何回か消失し、鎌倉時…

Angeline's Kauai Lomi Lomi Massage, Anahola

ロミロミとはハワイのアユールベーダみたいなもの。先日友人にそう説明した。旅の終りにカウアイ島北東部のアナホラへ向かった。島北部の尖った山の峰々と、手前にはヤシの木と鬱蒼とした森が見える。そんな風景の場所にこのロミロミのサロンはある。中に入…

ワイメア渓谷 Waimea Canyon, Kauai

カウアイ島の観光のハイライトはワイメア渓谷みたいだ。朝から長距離ドライブ。東海岸カパーから行くとちょうど島の反対側の山中まで行くことになる。リフエからハナペペ、ワイメアへ、ケカハから北上すると道はクネクネの上り坂になる。壮大なワイメア渓谷…

Yoga in Kauai Shores, an Aqua Hotel, Kapaa

カウアイ島でヨガが出来ると思わなかった。カパーというよりワイポーリに近いホテルのアクアホテルは週3回、朝、ビーチでヨガのレッスンをしている。キャメロン・ディアス(40歳)似の白人先生が登場。白っぽい服に更紗を巻いていて、New ageっぽい。先生…

Kayak Wailua river & Secret Falls, Kauai

ワイルア川をカヤックで遡り、そのあとジャングルを歩いて、奥にある秘密の滝を見に行くツアーに参加した。5時間で$50。前日ホテルでネット予約。開始の15分前に主催する会社Kayak Wailuaに到着。しかし到着したらなんと「予約がない」と言われる。「…

斎場御嶽(せーふぁーうたき)

沖縄県南城市の東端に斎場御嶽はある。世界文化遺産になった琉球王国最高の聖地である。ここ最近のスピリチュアルブームでパワースポットとしても人気が高い。2年前の訪問時には一杯で入るのを諦めた。今回は平日のせいか人も少なく静かだ。亜熱帯の木々の合…

トルコとロシア

夕方のアルジャジーラ英語版サイトを見ていたらBraking news。トルコとシリアの国境付近でトルコがロシアのジェット機を撃ち落とした。あああああ、これはとても嫌な感じだ。パリの事件も記憶に生々しい今、辺境の国ジャパンの「ぼんやり君」の私でさえ、ち…

パリ同時テロのその後

戒厳令下のフランスは早々にシリアのISを爆撃報復。今日は銃撃戦で自爆テロ。もはやパリは戦時下にある。このニュースが気になるのは、やはり中東やアフリカではない、ヨーロッパのフランスだからだ。戦時下になるはずがないと思っている先進国の首都だか…

パリ同時テロ

フェイスブックを見たら皆フランス国旗になっていて気色悪かった。シドニーのオペラハウスがフランス国旗にライトアップされていたのは良いとして、日本まですることはないだろうにと思う。日本はヨーロッパ系の国ではないのだから。かっこ悪い。完全に勘違…

フランスパリのテロ

13日の金曜日だからではないだろうが、それでもわざわざ13日の金曜日を選んだのだろう。風刺画の時からこれはただでは済まされないない~という気がした。「テロへの戦い」ということで試みられた報復や安全対策は多少の効果はあったのだろうか。根源にある…