ハロウィンの前日、渋谷のRuido.K2というところでダンスパフォーマンスを見た。古い友人の誘いで、予備知識もなく行った。誘ってくれた友人の知り合いのお嬢さんが出演しているという。その方のお隣に座らせてもらった。周りを見ると、50席ほどの小さな会場に高齢者の方が3割ほどいる。え?これどんな舞台なの?そう思っているうちに始まった。20代の女性たち7人が仮面をつけて、オペラ座の怪人風の音楽に合わせて激しく踊りだした。一生懸命踊る彼女たちを見ていると、「若さ」はやはり無謀で強引だと思った。あのお嬢さんたちは、最前列のおばあちゃんたちの孫だったんだね。かわいくて仕方ないのだろうね。他人が見てもかわいいのだもの。甘やかされて、甘やかしてのタルイ世界と、ダンスの世界の接点って、やっぱこのあたりなのかなあ。そうイジワルなことも言いたいのだが、若い女の子の持つ魅力に素直にひかれもした。AKB見に行くオジサン気分だ。ああ遠くまで来ちゃったからなあ、私。