話題のドラマ。最初はあまり乗り気ではなかったが、つい見てしまっている。まんまとはめられている。主演は奈緒。最近よく出ている。ちいちゃな体からエネルギーが溢れていて、涙もボロポロ。「演技力あるわよ、私」っていうオーラが出ている。一時の蒼井優みたい。松井玲奈やら、岩田剛典、田中みな実や、瑛太やら豪華な配役での不倫とセックスレスのお話である。今どきの悩みを絶妙なすれ違いで丁寧に描いていて、仕方ないよなあ、そんな旦那さんいないよなあとか言いながらも見ている。不倫ものはみんなの好物だからね。政府は少子化対策を結婚した家庭にばかりに求めている。子どもは社会の宝とかいうがあんまり真剣じゃない。本当に子どもを増やしたいなら、婚外子だろうが、赤ちゃんポストだろうが、認めていけばいいのに。ドラマのように、ちゃんと私たちは恋して欲情して生きている。こどもを作る土壌はあるのだ。ただ家庭を作ったり、支えたりする土壌は危うい。問題は育てる責任を、国家が家庭だけに押し付けているからだ。これって家庭がない人は子どもを作るべきではないと言っていることと同じでは。子どもは、一部の人にしか手に入らない高嶺の花であり、うっかり途中で家庭がバラバラになっても夫婦のどちらかが責任持ってね。という話だ。そりゃあ子どもは減るわ。ドラマは子どもが出来てまた、ひと波乱なのかしらと、ワクワクしている。すべての子どもに幸せを。すべての恋に喜びを。